必要なのは急須と湯呑、お茶の葉と、ちょっとした手順だけ
たっぷりの茶葉を使って、最適な温度のお湯を急須に注ぎ頃合いになれば湯呑に注ぐ。 一言で言ってしまえばこれだけです。 ここではもう少し時間や量などを具体的にご説明します。このページの淹れ方をマスターすれば、普段飲むお茶もワンランク上の味わいと風味を感じられるはず。お茶本来の豊かで清涼感ある香りと味をお楽しみください。
- 用意するもの
-
-
少し余裕のある時やリラックスしたい時、お茶があなたの時間を豊かに、癒します。
-
3人分です
一般的な煎茶の場合です。
- 茶葉 5~6グラム(大さじで約2杯)
- 沸騰したお湯
- 人数分の湯呑
- 急須
ご用意いただくのはたったこれだけです。準備が整ったら次をご覧ください。
-
-
-
沸騰したお湯を湯呑につぎます。
必要なお湯の量を簡単に量れ、湯呑も温められ
一石二鳥の方法です。POINT > お湯は容器を入れ替えるごとに約10℃温度が下がるので、沸騰したお湯はポット→湯呑み→急須の順番で注ぐとちょうど良い温度(約80℃)になります。またお湯を人数分の湯呑みに注げば簡単に量れます。
-
-
茶葉を入れた急須に湯呑のお湯を注ぎます。
あらかじめついでおいた湯のみのお湯をゆっくり急須に注ぎ、その後約30秒ほど、お茶の葉が開くまで静かに待ちます。
急須を揺さぶってしまうと、お茶の中の苦みの成分が強く出てしまいますのでここはじっとガマンです。POINT > 軽くすっきりした味わいなら15秒、渋くて苦いものがお好みなら60秒ほどです。
-
-
回し注ぎまわして味を均等に。
注ぎ始めは薄く、後になるほど濃くなるので、
お茶の濃さが湯のみによってバラつきが出ないように回し注ぎます。POINT > それぞれの湯呑に3回くらいに分けると均等になりやすいです。
-
-
最後の一滴まで残さず注ぐ。
注ぐときには急須に残らないように、必ず最後の一滴までしぼるように注ぎきって下さい。 こうすれば2煎、3煎まで美味しく頂けます。
ちょっとした気配りと工夫で普段のお茶がもっとおいしく飲んでいただけることがお分かりいただけたでしょうか?
「喉の渇きを潤すなら、水を飲めばいい、心の渇きを潤すならばお茶を飲んでいただきたい」 普段より少し上質なリラックスタイムのお供に、ぜひどうぞ。
ちなみにしばらく飲まない茶葉は、におい移りがしない様に2、3重に袋ごとラップなどで密封し冷凍庫で一年程度なら保管可能です。冷凍庫で保管していたお茶を飲む場合いったん一日程度冷蔵庫に保管して緩やかに解凍してからお使いください。